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--.--.-- -- 新しい記事を書く事で広告が消せます。 2007.09.17 Mon 人魚になる夢を見たの
そう。人魚の王様に求婚されて、浚われたの。 お前を? 茶化さないで! 噴出さないで! 聞いてよ。 はいはい。 その人魚の王様はね、長い髪でとても優しそうで…。伝説みたいに魚の尾っぽなんか持ってやいやしないで、人間みたいな足を持ってた。 ふーん。 海の底は、あ! 南の楽園の海でね、どこまでも青く透き通ってて―― おまえ、泳げないじゃん? ちょ、話の腰を折らないでよ!
泳げない私のために、王様は小さな海を作ってくれたの! 私の足が届くくらいの深さで、真っ白のさらさらの砂で……。波の模様が、海の底の白い砂に陰になって落ちてた。 ……ふーん。 私、王様と一緒に毎日泳いだわ! 初めて見るものばかりの海の景色、極彩色の魚の群れ。 ピンクや赤の珊瑚。 海の底から見上げる太陽はゆらゆら揺れてて、真っ白の大きな光の塊だった。 ……。 海の底にはね、たくさんの果物の木がなってて、人魚たちはそれを食べて生きているの。 暖かな海。王様の、青い――碧い、緑の髪……。 ……なぁ、それって青なの? 緑なの? 光の加減で、色が変わって見えるの! へぇへぇ、そうですか。 エルフみたいに綺麗な王様! 他の人魚たちは、伝説みたいな魚の尾っぽを持っているのに、王様だけは違うのよ! ……なんで? 私が人間だったから! ……それって、オレなんてコメントしたら良いの? ……深読みするべき? ばかッ! 馬鹿なのはお前の頭だろ? もーーーーーーーーッ! 話の腰折らないで、って言ってるでしょ! だって、ツマンナイモン。で? 最後のオチ何? その王様の顔は、オレの顔でしたとかってやつ? ハ! 似ても似つかないわよ! ……地味に傷つくんですけど…… ふん! 勝手に傷ついてりゃいいのよ! 人魚の王様の顔が、アンタの訳ないでしょ! だって、王様はすごく素敵で優しくて、綺麗で……。私は毎日、毎日、毎日、まーーーーーぁいにち! 海で泳いで、遊んで、綺麗に着飾って、お姫様のように暮らすんだから! ……おまえ、ちょ、大丈夫? なんか、悩みでもあるのか? 疲れてんじゃね? なにそれ! むかつく……。 悩みがあるのか、ですって? あったとしても、そんなのアンタに言う訳ないでしょ! (だって、アンタのことで悩んでるんだから!) ……なァ、オレらって本当に友達……? オレちょっと自信なくなってきたよ。 ……。 海の中はとても幻想的で綺麗だったけど。 それでもやっぱり私は地上が恋しくて、王様に別れを告げて逃げてきたの。 もしも、もしも! 王様がアンタの顔をしていたら……。 たとえ楽園じゃなくって、鮫がうようよいる海だったとしても。 逃げて帰るわけなんか、ないでしょ! そんなこと、絶対! 言ってなんかやらないんだけど! (むしろ、気づかないで! お願い!) 私が好きなのは、やっぱり人間で、人間の……アンタで。 キスしたいなんて思ってること……そんなそぶり、死んでも見せられない。 友達なんて関係壊したいのに。 それができなくて……憎まれ口ばかりたたいてる。 人魚の王様なんて、本当はすきでもなんでもないのよ。 ……アンタの反応が……ちょっと見たかっただけなの! 人魚の王様と人間とそれから臆病な私。 13:44 | 海 | edit | trackback(0) | comment(0) 2007.08.20 Mon こんなにも 望まれて
こんなにも 愛されて生まれてきた子はいないでしょう 「とつき とおか」 言葉にすれば長いようだけど。とても短く感じられたわ。 あなたは生まれてくる前から、私たちを幸せにしてくれた。 初めてあなたの声を聞いた、あの衝撃! あの感動! こんなにも大きな喜びがあるなんて、知らなかった。想像もつかなかった! えくぼのかわいい 白い小さな手 ふくふくとしたほっぺた 柔らかなあなたの髪をなでたら 私の指にくるりと絡まって 「いかないで。もっとなでて!」 って言ってるみたい。 全身で私を愛して、私を必要としてくれている。 こんな喜び、今まで知らなかったのよ……! ああ。かみさま。 どうかこの子の一生が幸せなものでありますように。 どうかこの笑顔をお守りください。 涙が出るほど愛しくて切ない。 私たちの ……いとし子 17:59 | ちっさな話 | edit | trackback(0) | comment(0) 2007.05.21 Mon 「ハリウッドスターの悲劇」
再アップしました。 なんていうか…、あのテンションで書いていたのが懐かしい(笑) あの続き、あのテンションで書かなくちゃいけないんだよね!? で、ででできるかなぁ(笑) こっぱずかしくて、もんどりうちながら読み返しました。 確か続きも書いたはずなんだけど…どこへやったかな…。 18:25 | 日記 | edit | trackback(0) | comment(0) 2007.05.10 Thu お久しぶりです。
今日鞭のキーホルダーを買ってご機嫌なコージです。 ずっと欲しかったんだぁ〜。 届くのが楽しみ! 電話で注文したんですけどね、 「Hey !! ●●です!」 と言われ、つっこむべきか一瞬悩みました(笑) 結局スルーしたけど(笑) エナメルのリボンがついててね、持つところにふわふわがついてて、クリスタルの飾りの付いてる凄くかわいい奴なのですよ! コージ、バラ鞭派じゃないけど、これは一目ぼれしました! いろんな飾りの付いてないキーホルダーの時から、買いたいなぁと葛藤してたんですけどね! キーホルダーにしては高いし。つか普通に鞭かった方が安いし。 でも今日お給料日だったから、つい気が大きくなってて、やっちまいましたよー。 あ ちょ! 引かないで!! では、以下拍手レス! 19:12 | 日記 | edit | trackback(0) | comment(0) 2007.03.01 Thu 夜中に身震いして目が覚めた。
何だろう。 アタマがふわふわする。 背中が寒くて、体中の筋肉がつっぱったみたいにいたい。 ……今何時だろう……? ベッドサイドにある時計に手を伸ばそうとして、私は寝返りを打って ―― 失敗した! 「いった!」 ベッドから転がり落ちて、背中を押さえる。 喉がごろごろする。 頭だけがほてったように熱くて、何も考えられない。 風邪。ひいたかな……。 時計は私の指に弾かれて、どこか遠くに飛んでった。 私はため息を付いてもう一度身震いをすると、布団を手繰りよせた。 頭がボーっとして起き上がるのも億劫で ―― そのまま毛布に包まって目を閉じる。 すると 「―― 何をしている?」 ジャックがすぐ近くにいたんだろう。 ベッドに戻ろうともせず、うとうととまどろみ始めた私に呆れたような声をかけた。 「ジャック」 彼の名前を呼んだ自分の声は、寝起きのせいだけじゃない恐ろしくしゃがれたオジサンみたいな声で! その声に自分でびっくりして、自分で笑いそうになる。 ジャックは私の声を聞いて、びっくりしたように駆け寄ると何の前置きもなく私を抱き上げてベッドに横たえた。 「わ」 「風邪か? 熱は ――」 お約束みたいなおでこコッツンじゃなくて、ジャックは大きな手で私の額の熱を測る。 「むー ……」 目元までその手のひらに隠されて、私は目をしばたかせながらぼんやりとする視界で彼を眺めていた。 冷たい手。 「気持ちいい ……」 大きな手。 まるで子供に戻ったみたいに。 心地よくて、彼の手に甘えるように擦り寄ると、ジャックは一瞬戸惑うようなそぶりを見せた後、クシャリと遠慮がちに私のアタマを撫でた。 「熱があるな」 「ん」 「クスリを ……」 「いらない」 近くの部屋ではお母さん達が寝ているから。 小さな小さな囁くような声で会話しながら、私は頭を振った。 「クスリ、嫌い。苦いから」 「それくらい我慢して飲め」 「いや」 頑固に言い放って、布団を鼻の上まで引き上げると、ジャックはあからさまにため息をついて私を見下ろした。 「取ってきてやろう。どこにある?」 「だから飲まないってば」 たったこれだけしゃべる合間にも酷く咳き込む。 ジャックは顔をしかめたまま、かがんで私を覗き込んでいた身体を起こした。 21:17 | JACK SS | edit | trackback(0) | comment(0) |
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